| Author: | prtr600 (ID: 10718) | Posted: | 2011-11-26 11:21 GMT+00:00 | Mileage: | 31.24 km | |
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| Tags: | Adventure |
| Views: 636 |
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今シーズン最後の山行日記は「大山北尾根ルート」
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これまで何回も探して見つけられなかった
「弘法の清水」。バス発車まで30分あるので
歩いてみました。
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駅から徒歩数分。予想以上に駅前だった。
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バス乗り場はなんというごった返しぶり。どれだけ
登山ブームなのだろう。ヤビツ行は午前中は3本が
原則。当然、臨時バスが頻繁に発車していく。列
が引くまでマックで朝めし。
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ヤビツ峠も凄い混雑ぶり。満員すし詰め状態の立ちっ
ぱなしで40分。既に疲れた。大山山頂までは今日の
目的ではないので、最短のここからの登山にした。
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約一時間で27丁目。山頂に用はないので御中道を
通ってトラバースする。
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北尾根はこの中継所の裏手から。
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わが町から見える山頂の電波中継所。
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間髪入れず、ここから北尾根ツアーのスタートです。情報に乏しすぎて、
ここから先へ進めない事数回ありました。「クマ出現!」の看板に、ナイフ
とクマベル下げていざ出発です。
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いきなり鹿柵。脚立を越えて侵入します。
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そして、いきなりのヘビー級な急斜面。
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「表尾根」が素晴らしい。向こうには富士山。
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急斜面はすぐに穏やかに。す、素晴らしいヤセ尾根です。
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進行方向左側に、変な物体が現れました。
崖っぷちだし、ガードレール?
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反対側には波模様が・・・???
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答えが見れて大ラッキーな日でした。
近くで職人さんが植林していました。
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先頭車両です。
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分岐したり、合流したり、結構凝った
システムみたい。
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正にレールが合流する下に埋め込まれた
「113」の石柱。これが「ネクタイ尾根」への
目印です。
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113石柱から、右手に下ると在りました。
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2000年頃に名付けられた通称「ネクタイ尾根」。「唐沢峠」まで
通じているそうです。見晴台方面から唐沢峠に向かうより遥かに
近道ですが、勇気は要ります。
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ネクタイが古くなると、付け替えるそうです。
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この場所は記憶しておかないとね。
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寄り道は終わり。「西沢の頭」に向けて再出発。
それにしても素晴らしい細い尾根。この辺で尾根が
左右に分かれていました。勘で左に。
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ヤビツで降りたバスの乗客の大多数が表尾根に向かいました。
今頃混んでいるでしょうね。北尾根ではここまでで一人しか
逢っていません。方向は合っているのでしょうか?
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合ってました。大山から50分で「西沢の頭」に
着きました。表札みたいなピーク名の標。
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誰もいない山頂。
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ルートのないナビ地図。ピークは載っています。
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最近まで、この標一本だけだったそうな。
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次なるピーク「ミズヒの頭」に向かい
ます。
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ここが「ミズヒの頭」でしょうか。
「大山 北尾根」としか書いてありません。
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更に進んで表札ありました。ここがピークです。
3~4人のグループとすれ違いました。
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朝マックのホットドッグの行動食摂ります。
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支尾根を間違えて引き返す事何回目でしょう。
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突然、進行方向左側に崩落個所が。
この先、尾根は左にカーブする様子です。
一本松が見えてきました。
| DSC00760 手前一本目の松です。 |
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奥の松です。
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一本松から、大山方向を振り返ります。
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北尾根の軌跡が伺える箇所です。この先、尾根が広くなり
踏み跡が不明瞭でした。思わぬ方向から大山に向かうグループ
が現れたので、ルートを見失わなかったのはラッキーでした。
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グループのやって来た方向に
進路修正する。
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ご覧の通り、どっちへ進めばいいのやら。「913分岐点」は、
「16号鉄塔」の傍とのネット情報。とりあえず、前歩に見える
鉄塔目がけて進路をとります。
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鉄塔が近くに迫ってきた。
| DSC00767 近い! |
| DSC00768 更に近い! |
| DSC00769 更に更に近くなった。 |
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更に更に更に近くなった。
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真下! そして・・・
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あっ、やっぱり。
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真下から見上げていると、天地が逆になった錯覚を起こして、
自分が転落しているみたい。
記念写真も逆光とピントズレに終わりました。
| DSC00774 なんか、この地点好きになりました。 |
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また逆光。
| DSC00776 ここは一体何処? |
なんという場所?私は人工物大好きです。特に、自然と
人工物の調和は現世こその風景です。
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「新多摩線鉄塔」だって。道はありません。
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長い休憩終わって腰を上げたら「913m分岐」でした。看板壊れて
落ちてます。この先どうしよう?地獄沢や札掛からヤビツに戻るのも
風情がないし、バスは一日乗車券なので、思い切って「煤ヶ谷」へ。
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かなちゅう一日乗車券。今回は前売りタイプを利用。
これだと自宅~最寄り駅間も使える。但し、スクラッチを
削り間違えると1000円ドブ捨てになる可能性あり。
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益々人通りが少ない地域なので、GPSは繋ぎっぱなしで
歩きます。石柱が随所にあるので、これを命綱に進みました。
主尾根から離れれば、石柱を見なくなるはずです。
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コケに覆われた石柱です。
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画面右に石柱です。
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ここにもあった。
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狭い尾根に邪魔な木です。
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細い尾根のど真ん中に石柱あります。
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石柱が現れればGOです。
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ここにもあります。
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前方にベンチと、標の裏側が見えました。
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通り過ぎて振り返ると、ここが「一ノ沢峠」でした。
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いとも簡単でした。一度も支尾根への
誤進入はなかったです。
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ベンチ一つと立て標。いかにも峠らしい佇まい。
我が丹沢ベスト5に入る峠です。
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ここはスマホのマップに登山道が記されています。ここで「大山北尾根は
終わり」と思いきや、まだまだ北に続きます。622地点からトンネルの上を
通って、金沢キャンプ場が尾根の終焉。
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黒岩方面に進むと、すぐに林道が
見えてきました。
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林道への出口。物見峠まで
林道歩き4.3Kmです。更に
バス停の煤ヶ谷まで2.4Km。
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物見峠まで登山道も存在しますが、
しばらくの間通行止めになっています。
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林道歩きの助っ人として、今回はWi-Fiスピーカーを
持ち込みました。このまま背負えば、カーステよりいい
音出ます。
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おーっ、幻の山・鍋嵐。
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なんとこの林道、物見まで全て上り坂でした。アップテンポな
BGMが災いして疲れがピークに達してしまいました。左奥には
丹沢三峰の素晴らしい尾根が延びていました。
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途中から途中までの林道歩き。両端には
ゲートがあるのでしょうか? 車は一台も目に
しませんでした。
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1時間かかって、やっとトンネルが見えました。
そのまま直進すれば土山峠に行ってしまいます。
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煤ヶ谷へは、登山道から峠経由で
近道です。
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今シーズン最後の登りなので、気合を
入れて登ります。
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僅か300m程で「物見峠」でした。
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昨年訪れています。今回はその時の
コースを直角に突っ切る形です。
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一方向にだけ視界が開けていて、
丹沢の峠で3番目に好きな峠です。
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記念写真です。昨年来たときは
カメラ不携帯だったので、初めての
記録になりました。
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ベンチ1つと立て標2本のバランスの
とれた風景です。
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「物見峠」は山ビルのメッカでもあります。
撮るだけ撮って、早々に引き上げます。
夏場は来れないです。
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バス停まで最後の登山道下りです。地図によると
1時間5分ほどです。バスの時刻表は毎時4分です。
トレイルランにもってこいの傾斜です。
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トレイルラン靴なので、自然に駆け出します。
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グループ3組を抜き去りました。バスには
余裕で間に合いそうです。
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人家が見えてきました。
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たいそう立派な登山口でした。
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煤ヶ谷は谷太郎川沿いの街です。
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県道に出て、バス停がありました。
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森永ココアで疲れを癒します。
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いかにも疲れてます。それ程の登りや距離では
なかったのですがね。
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4~5分遅れでバスがやってきました。
大山に始まって、大山に終わる今
シーズンの山行期間でした。