写真はそんなふうに見えませんが、
17日は特に冷え込み、ご覧の有様、
ガスが立ち込めていました。
氷点下3度の世界、
手足の指がかじかんで、
それぞれ動かしながらの走行となりました。
ようやく太陽が昇りました。
早起きは不得意なので、今年最初に見た日の出です。
それでも、気温は-3℃。
寒いはずです。
事務所から根占港まで、約2時間。
大根占あたりでフェリーが遠くに見えたときは慌てましたが、
ダッシュの甲斐あって、
8:41には港に到着しました。
6:54に出たので1時間50分弱かかったことになります。
バイクは、ご覧のとおり、
ハンドルをポールに引っ掛けてそれで終わりでした。
帰りの際には、係りの方がさらにロープで補強しようとされましたが、
それで結構です
と断りました。
いよいよ大隅半島ともしばしお別れです。
このフェリーに乗るのは30年ぶりぐらいです。

日曜日というのに、車も人も少なく、
経営を投げ出したい(航路廃止)という経営者の気持ちもわからなくない状況でした。
やがて、開聞岳が大きく見えてきました。
洋上から開聞岳を眺めるのは、
25,6年前、宮之浦岳登山のため屋久島へ渡った時以来です。
大隅半島がかなり遠ざかりました。
逆光なので趣があります。
さらに遠ざかっていきます。
山川港には予定通り9時50分ごろに着きました。
ちょっと走ると、
日本最南端の有人駅である「山川駅」があります。
早速、記念撮影。
この辺から指宿市内に向かってゆるい上り坂となります。
指宿市外に入り、
温泉街に向かって右折すると、下り坂の向こうに海が!
新鮮な眺めです。
たぶん海沿に散歩道があるだろうと、横道に逸れると、
やはりありました。
右側に小さく見える島が「知林ヶ島」です。
今回ポタのお目当ての一つです。
途中で道に迷いながら、結局ノーマルな道に戻りました。

これまたお目当ての一つ「菜の花」が!
菜の花と記念ショット!
いかにも南国の風情がありますね。

同じ南国とはいえ、
大隅半島では見られない光景です。
行政や商業・観光団体の発想の貧困が要因でしょうか?
知林ヶ島です。

「3月から10月にかけての大潮又は中潮の干潮時には、長さ約800mの砂州(砂の道)が出現し、知林ヶ島に歩いて渡ることができます。」

あなたも島に歩いて渡ってみませんか
http://www.city.ibusuki.lg.jp/chirin/main.htm

TVドラマ「青い鳥」で、
理森と詩織が2人で渡った「南十字星の見える島」がここです。

切ないドラマでした。
かほり(夏川結衣)が崖から飛び降りたりして。
因みに、
夏川結衣のファンです。(笑)
道路は、
ほとんど波打ち際を走っています。
風の強い日には波しぶきを浴びそうです。
錦江湾の向こうに「桜島」が。
噴煙を大隅半島にたなびかせていました。
宮ヶ浜からR236、ついでR28と、池田湖を目指します。
私の嫌いな上り坂です。笑)

で、池田小学校付近のバス停「池田」。
ここでようやく開聞岳の姿を確認できました。
標高は116m。
おそらくここが最高点だったと思います。
バス停からは池田湖はアッと言う間です。
大うなぎのところでUターンし、
(せっかく下ってきたのにまた上りです)
途中で道を右折すると、こんな場所が。

なのに、
観光客は私だけ。

もったいないですね!
菜の花の強い香りを肺に吸い込みながら、
記念ショット!

指宿は春ですね!
再び下って、大うなぎの箇所へ。
ここには仮設トイレ(トイレが工事中)もありました。
また観光客向けの店舗も並んでいました。
その一角で、
焼餅2個とみかん2個を食して、昼食終わり!
(みかん、1個はオマケしてくれました。有難うね、おばちゃん!)

時間がないので先を急がざるを得ません。
16時のフェリーでは帰り着くのが19時過ぎになります。

滅多にしない早起きをした今日はキツイかも知れない。

ということで14:10のフェリーに乗る予定。
滞在4時間で駆け回る必要があるからもう大変です。
ここも観光客皆無の「鏡池」。
小さな池ですが、
このように開聞岳の姿を映すので「鏡池」と呼ばれているらしいです。
なかなかイイ感じです。

ただ、たどり着くのが大変でした。
標識が不十分で。
観光市;指宿の名が泣きます。
ここは、以前はボートがあったようですが、
現在では進入禁止となっていました。
これはロープを跨り、
湖畔まで降りて行って撮ったものです。

ベンチを持ち込み、
音楽を聞きながら読書するには最適な湖畔だと思いました。
お決まりのセルフポートレート。

このあと道路まで戻り(登り上がり)、カメラをしまってますと、
通りがかりの若い男性が車を止め、

写真を撮ってあげましょうか?

と声をかけてくれました。
丁重にお断りしましたが、親切な方もいるものですね!
一気に開聞駅付近まで駆け下り、
ここで迷いました。
道ではなくて、右へ行くか左へ行くか?
と。

時間との兼ね合いで、
右方向にある「せびら自然公園」へ向かうことは断念しました。

断念してよかったです。
このあと時間との戦いになりましたから。
長崎鼻に向かう途中のワンショット。
飛行機雲が短いのが残念。
日本最南端の駅(無人駅)である、西大山駅。
山側駅は有人駅としては最南端ですが、本家はこちらです。

「青い鳥」との関係でここを目指したのですが、
どうも勘違いしていたようで、
「波留(はる)駅」は開聞駅だったようです。

当時の駅舎は取り壊されたということですが、
次回、訪ねてみようと思います。
この駅を通勤や通学で利用される方がいらっしゃるはずで、
その方々は毎日この景色をご覧になっている!

なんとも羨ましい限りです。

西大山駅を後にしたのが確か13;15分ごろ、
すでにフェリー出港まで1時間を切っていました。

ケイデンス無視のダッシュとなりました。
先の状況が不明というのは結構心を乱されます!
で、
山川港まであと4km
という標識を目にしたここらでやや一息入れられました。

畑の向こうには大隅半島がのぞいていました。
天気に恵まれたおかげで、
こんなくっきりした姿を写真に収めることができました。
こちらが進行方向。
開聞岳との最後のショット。
待合室に入れてくれるようせがむニャンコ。
人懐っこいネコでした。

なお、山川港には出港の30分前に着くことができました。
道に迷いながらも。
いよいよ薩摩半島ともお別れです。
無線アンテナだと思われます。
造形がきれいだったのでパチリ!

船は行きも帰りも「ブーゲンビリア」でした。
キラメク光がきれいだったので、なんとなく。
動いている船から、
狙った構図を撮るのは非常に難しいですね。
だんだんと離れていきます。
遠ざかる開聞岳です。
こういう景色は、
コンデジだとなかなか苦労させられます。
ますます遠ざかる薩摩半島。

くどいぐらい撮りました。
全部で223ショットです。
右が薩摩半島、左が大隅半島です。
16時ごろにはいつもの(?)高須海岸に戻って来られました。
ここまで来ると、
自分家に帰ってきたような気がするから不思議です。

走行記録
6:56~16:54
走行時間:6時間6分
走行距離:134.53km
消費cal :3576kcal
気温:-3.3℃~25.7℃(フェリーの室内ですね、これは。大体15℃ぐらいでした)
20100117 池田湖-開聞岳ポタ
reo
Author: reo (ID: 8727)
Posted: 2010-01-18 04:53 GMT+00:00
Mileage: 158.33 km
(1 rating)
Tags: Travel, Photography, Biking, 大隅半島, ポタリング, ロングライド, ロードバイク, 自転車, 鹿児島県, 指宿・開聞岳・池田湖・鏡池
Views: 1589
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17日、
フェリーで錦江湾を横断して指宿に乗り入れ、
池田湖、開聞岳周辺をポタしてきました。

走行距離134kmは過去最高となりました。

1
写真はそんなふうに見えませんが、
17日は特に冷え込み、ご覧の有様、
ガスが立ち込めていました。
2
氷点下3度の世界、
手足の指がかじかんで、
それぞれ動かしながらの走行となりました。
3
ようやく太陽が昇りました。
早起きは不得意なので、今年最初に見た日の出です。
4
それでも、気温は-3℃。
寒いはずです。
5
事務所から根占港まで、約2時間。
大根占あたりでフェリーが遠くに見えたときは慌てましたが、
ダッシュの甲斐あって、
8:41には港に到着しました。
6:54に出たので1時間50分弱かかったことになります。
6
バイクは、ご覧のとおり、
ハンドルをポールに引っ掛けてそれで終わりでした。
帰りの際には、係りの方がさらにロープで補強しようとされましたが、
それで結構です
と断りました。
7
いよいよ大隅半島ともしばしお別れです。
このフェリーに乗るのは30年ぶりぐらいです。

日曜日というのに、車も人も少なく、
経営を投げ出したい(航路廃止)という経営者の気持ちもわからなくない状況でした。
8
やがて、開聞岳が大きく見えてきました。
洋上から開聞岳を眺めるのは、
25,6年前、宮之浦岳登山のため屋久島へ渡った時以来です。
9
大隅半島がかなり遠ざかりました。
逆光なので趣があります。
10
さらに遠ざかっていきます。
11
山川港には予定通り9時50分ごろに着きました。
ちょっと走ると、
日本最南端の有人駅である「山川駅」があります。
早速、記念撮影。
この辺から指宿市内に向かってゆるい上り坂となります。
12
指宿市外に入り、
温泉街に向かって右折すると、下り坂の向こうに海が!
新鮮な眺めです。
13
たぶん海沿に散歩道があるだろうと、横道に逸れると、
やはりありました。
右側に小さく見える島が「知林ヶ島」です。
今回ポタのお目当ての一つです。
14
途中で道に迷いながら、結局ノーマルな道に戻りました。

これまたお目当ての一つ「菜の花」が!
15
菜の花と記念ショット!
いかにも南国の風情がありますね。

同じ南国とはいえ、
大隅半島では見られない光景です。
行政や商業・観光団体の発想の貧困が要因でしょうか?
16
知林ヶ島です。

「3月から10月にかけての大潮又は中潮の干潮時には、長さ約800mの砂州(砂の道)が出現し、知林ヶ島に歩いて渡ることができます。」

あなたも島に歩いて渡ってみませんか
http://www.city.ibusuki.lg.jp/chirin/main.htm

TVドラマ「青い鳥」で、
理森と詩織が2人で渡った「南十字星の見える島」がここです。

切ないドラマでした。
かほり(夏川結衣)が崖から飛び降りたりして。
因みに、
夏川結衣のファンです。(笑)
17
道路は、
ほとんど波打ち際を走っています。
風の強い日には波しぶきを浴びそうです。
18
錦江湾の向こうに「桜島」が。
噴煙を大隅半島にたなびかせていました。
19
宮ヶ浜からR236、ついでR28と、池田湖を目指します。
私の嫌いな上り坂です。笑)

で、池田小学校付近のバス停「池田」。
ここでようやく開聞岳の姿を確認できました。
20
標高は116m。
おそらくここが最高点だったと思います。
21
バス停からは池田湖はアッと言う間です。
大うなぎのところでUターンし、
(せっかく下ってきたのにまた上りです)
途中で道を右折すると、こんな場所が。

なのに、
観光客は私だけ。

もったいないですね!
22
菜の花の強い香りを肺に吸い込みながら、
記念ショット!

指宿は春ですね!
ikeda
再び下って、大うなぎの箇所へ。
ここには仮設トイレ(トイレが工事中)もありました。
また観光客向けの店舗も並んでいました。
23
その一角で、
焼餅2個とみかん2個を食して、昼食終わり!
(みかん、1個はオマケしてくれました。有難うね、おばちゃん!)

時間がないので先を急がざるを得ません。
16時のフェリーでは帰り着くのが19時過ぎになります。

滅多にしない早起きをした今日はキツイかも知れない。

ということで14:10のフェリーに乗る予定。
滞在4時間で駆け回る必要があるからもう大変です。
24
ここも観光客皆無の「鏡池」。
小さな池ですが、
このように開聞岳の姿を映すので「鏡池」と呼ばれているらしいです。
なかなかイイ感じです。

ただ、たどり着くのが大変でした。
標識が不十分で。
観光市;指宿の名が泣きます。
25
ここは、以前はボートがあったようですが、
現在では進入禁止となっていました。
これはロープを跨り、
湖畔まで降りて行って撮ったものです。

ベンチを持ち込み、
音楽を聞きながら読書するには最適な湖畔だと思いました。
26
お決まりのセルフポートレート。

このあと道路まで戻り(登り上がり)、カメラをしまってますと、
通りがかりの若い男性が車を止め、

写真を撮ってあげましょうか?

と声をかけてくれました。
丁重にお断りしましたが、親切な方もいるものですね!
27
一気に開聞駅付近まで駆け下り、
ここで迷いました。
道ではなくて、右へ行くか左へ行くか?
と。

時間との兼ね合いで、
右方向にある「せびら自然公園」へ向かうことは断念しました。

断念してよかったです。
このあと時間との戦いになりましたから。
29
長崎鼻に向かう途中のワンショット。
飛行機雲が短いのが残念。
30
日本最南端の駅(無人駅)である、西大山駅。
山側駅は有人駅としては最南端ですが、本家はこちらです。

「青い鳥」との関係でここを目指したのですが、
どうも勘違いしていたようで、
「波留(はる)駅」は開聞駅だったようです。

当時の駅舎は取り壊されたということですが、
次回、訪ねてみようと思います。
31
この駅を通勤や通学で利用される方がいらっしゃるはずで、
その方々は毎日この景色をご覧になっている!

なんとも羨ましい限りです。

西大山駅を後にしたのが確か13;15分ごろ、
すでにフェリー出港まで1時間を切っていました。

ケイデンス無視のダッシュとなりました。
先の状況が不明というのは結構心を乱されます!
32
で、
山川港まであと4km
という標識を目にしたここらでやや一息入れられました。

畑の向こうには大隅半島がのぞいていました。
天気に恵まれたおかげで、
こんなくっきりした姿を写真に収めることができました。
33
こちらが進行方向。
34
開聞岳との最後のショット。
35
待合室に入れてくれるようせがむニャンコ。
人懐っこいネコでした。

なお、山川港には出港の30分前に着くことができました。
道に迷いながらも。
36
いよいよ薩摩半島ともお別れです。
37
無線アンテナだと思われます。
造形がきれいだったのでパチリ!

船は行きも帰りも「ブーゲンビリア」でした。
38
キラメク光がきれいだったので、なんとなく。
39
動いている船から、
狙った構図を撮るのは非常に難しいですね。
40
だんだんと離れていきます。
42
遠ざかる開聞岳です。
43
こういう景色は、
コンデジだとなかなか苦労させられます。
44
ますます遠ざかる薩摩半島。

くどいぐらい撮りました。
全部で223ショットです。
45
右が薩摩半島、左が大隅半島です。
46
16時ごろにはいつもの(?)高須海岸に戻って来られました。
ここまで来ると、
自分家に帰ってきたような気がするから不思議です。

走行記録
6:56~16:54
走行時間:6時間6分
走行距離:134.53km
消費cal :3576kcal
気温:-3.3℃~25.7℃(フェリーの室内ですね、これは。大体15℃ぐらいでした)
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