今日も良いお天気になりそう♪

朝食、テント撤収などなど、、、1時間半も時間を要してしまいました。
が、テン場にいた5組中4組はほぼこの時間に出発していきました。
テン場の脇のハイマツの中にピンクリボンがありましたがハイマツが生い茂っていてルートとは思えない。
良く見ると池のほとりがルートのようになっているし先行者もこちらを進んでいたので我々も。
川のようになっている箇所もあり結構てこずりました。
登りになっても相変わらず地面はどろどろ・・・
ハイマツ地帯ですがやっぱり地面はぬかるんでいます。
漸く快適なハイマツ地帯に突入。
が、ところどころに熊の○んが・・・
稜線に出ると今から向かう硫黄方面が良く見えます。
多少のアップダウンがあって右奥方面に向かうと南岳。
振り返るとテントを張った二ツ池がはるかかなたに。
そしてまだまだ雪が残っているのがわかりました。
南岳で来ていた雨具(朝露がひどそうなので上だけ着用)を脱いだら爽快!
ここは足跡がつきにくい路面なのでこうして杭がうってありました。
今日は快晴だから直ぐにわかりましたが霧が濃い時は探すのも大変そうです。
南岳を超えて少し歩くと気持ちの良いトレイル。
地図上では湿地帯のようですが、この日は土も乾いていてキャンプ適地にも思えましたがもしかしたら熊多発地帯なのでしょうか?
前の画像のトレイルから少し登って下るとまたまたすてきなトレイル。
ここは知円別平というようです。
高原のようです♪
トレイルの最後はハイマツ。
ここを超えるといよいよ知円別岳で砂礫地帯に突入です。
知円別岳直下。
この先は暫く砂礫地帯が続くので少し休憩。

知円別岳のピークは左方面にありましたがルートがわからず。
(ルートはあるのでしょうか??)
Mt.イオウの案内。
が正解ですがMt.が270度回転してしまっています(笑)
中の廊下。

この分岐で先行していた3人グループとソロの4人においつく。
まずはソロの男性が先行。
見ていると怖そうだけど実際に歩くとそうでもなく。
岩場のトラバースは少しどきどきしましたがそこを過ぎれば大丈夫♪

ここで暫く写真撮ったりしていたのですが風の通り道なようで5分程で体が冷え切ってしまった。
今日は快晴で風も弱く気温も高め。
こんな日でも寒くなるってことはお天気の悪い日はささっと通過、そして強風にも注意が必要そうです。
逆に先ほどの知円別岳直下の休憩ポイント(写真中央より少し右よりの場所)を眺めると、こちらのほうが怖そう~。

逆のルートで登っていたら結構びびっていたかも。
(とはいっても実際に歩くとここも全く問題無し)
下を眺めると熊の足跡がくっきりと見えました!

この砂礫の稜線、万が一滑り落ちても多分途中で停止するので擦り傷程度ですみそうですが登り返しが大変なのと、熊の恐怖におびえることになるかも?!
まだまだ続く砂礫の稜線歩き。

前方には硫黄山、そしてその手前には奇岩がにょきにょきと。
後半の砂礫の稜線は徐々にやせてきていた。
今回の縦走、奇岩直前のこのあたりが一番怖かった。
というのも岩のでっぱりが丁度ザックにあたるので引っかけて転倒してしまいそうなのです。
慎重に岩を避けて進む。
奇岩が迫ってきました。
かっこいぃ~
歩いてきたルート。
岩場の間がルートのようです。
このあたりはルートがはっきりしているので登りやすい。
奇岩地帯を超えるともう一度砂礫の稜線歩き。
砂礫地帯も間もなく終了。

この砂礫→奇岩→砂礫の区間は景色も楽しく写真撮影などしていたのですっかり時間を要してしまって知円別岳直下で一緒になった2組は既に姿が見えず。
この上が第二前衛峯。

久々の急峻な登りでスピードダウン。。。
こんな急峻な場所にも熊の○ん。。。
第二前衛峯。

ハイマツが丁度なくなったあたりで左に90度回るとそこが下りのルート。
硫黄山が正面にあるのでついついまっすぐに行きたくなりますが、90度左を向いて良く見ればピンクリボンがルートを示しています。
確認せずに下ってしまいましたが、この左上から反対側に下ると第一火口のキャンプ地があるはずです。
硫黄山直下。

ここで少し休憩して荷物をおいていざ硫黄山山頂へ!
空身なので楽勝!
ルート表示もわかりやすくて登りやすい。
山頂~
羅臼岳と歩いてきたルートが見渡せます。
そして東は知床岬(見えないけど)
登山口までまだまだ距離もあるので早々に山頂を後にして下山開始。
硫黄山から先は暫く杭がルートを示してくれていました。
杭がなかったら足跡がつかない地面なので下りすぎて別の谷を降りてしまっていたかも。
下山 の案内があったら90度左に曲がって谷を下っていきます。
結構歩きにくい砂礫の下り。
砂礫の下には雪。
7月だと雪渓下りになるのかな?大変そう。
砂礫が終わると岩がごろごろ。
谷筋の上部がルートになっている個所もありましたがいずれもピンクリボンでルートはわかりやすくなっていました。
左上に子熊発見!

先行していた三人組が下のほうから
『熊います~』
と叫んでくれたので音を出して熊を追い払って急いで通過。
三人組が教えてくれなかったら気付かずに近くを通過していたことでしょう・・・こわぁ~

ちなみにこのあたりが沢出合。
ここから右寄りに入ってしまうと硫黄川の上部に出てしまうので注意が必要。
とはいってもきちんとピンクリボンがルートをしてしてくれていました。
先ほどの熊のいた沢出合から樹林帯を少し登り、道が開けたあたりでお昼休憩。

そこから下るとそこは新噴火口。
漸くゴールが見えてきた感じです。
時々硫黄の臭いがただよってくる下山道。
旧硫黄採掘地。
カムイワッカ川が見えてきました。
最後は樹林の中を下ります。
硫黄山登山口到着!
案内図

この先が立ち入り禁止区間の林道です。
600M程ですが、この区間に時々熊が出没するそうなのでそそくさとゲートに。

ゲートには管理者がいて事前に提出していた申請書のコピーを渡します。
ここには携帯トイレの回収ボックスがありますので捨てるのは忘れずに!

カムイワッカ湯の滝にはたくさんの観光客がいました。
5分程でバスが来たので乗りこんだのですがほぼ満席となりました。
2012年8月14日-15日 知床硫黄山縦走 2日目
Tory
Author: Tory (ID: 11177)
Posted: 2012-08-22 10:25 GMT+00:00
Mileage: 9.94 km
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Tags: 登山
Views: 832
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縦走の2日目です。

4時00分  起床
5時50分  二ツ池出発
6時50分  南岳
7時50分  知円別岳直下(小休止)
9時00分  硫黄山直下(小休止&荷物をデポ)
9時30分  硫黄山山頂
10時05分 尾根大岩
11時20分 沢出合
12時40分 旧硫黄採掘跡
13時10分 硫黄山登山口
13時20分 カムイワッカの滝(ゲートにて許可申請書のコピー提出)
13時33分 バスで知床自然センターへ(650円)

10km/一日目(8時間・休憩含む)
10.5km/二日目(7時間30分・休憩含む)

テント、水3Lを担いでの縦走でしたのでなかなかペースが上がらず。
ほぼ山と高原地図のコースタイム通りの所要時間でした。
熊には2回遭遇。
ただ、気がつかないだけで近くにいた可能性もあります。
熊鈴、熊スプレーは必須です。
また、知床はし尿による汚染が問題となっていますので携帯トイレは持参しましょう。
(初めて使いましたがまぁ、それなりに。。。)

カムイワッカからのバスはチケットがなくても乗車出来ますが、バス車内では現金を扱っていないので知床自然センターまで行く必要があります。
また、2012年現在は岩尾別温泉までのバスは運休中です。
今回、チケット無しでバスに乗車しました(事前にバス会社に確認済み)。
知床自然センターではバス会社のスタッフがバスまで迎えにきていました。
ものものしい!と思ったら少し前に到着した二人組が支払いをせずにいなくなってしまったとか。 
完全な支払い忘れかもしれませんが、バス会社の方は少しがっかりした様子でした。

今日も良いお天気になりそう♪

朝食、テント撤収などなど、、、1時間半も時間を要してしまいました。
が、テン場にいた5組中4組はほぼこの時間に出発していきました。
テン場の脇のハイマツの中にピンクリボンがありましたがハイマツが生い茂っていてルートとは思えない。
良く見ると池のほとりがルートのようになっているし先行者もこちらを進んでいたので我々も。
川のようになっている箇所もあり結構てこずりました。
登りになっても相変わらず地面はどろどろ・・・
ハイマツ地帯ですがやっぱり地面はぬかるんでいます。
漸く快適なハイマツ地帯に突入。
が、ところどころに熊の○んが・・・
稜線に出ると今から向かう硫黄方面が良く見えます。
多少のアップダウンがあって右奥方面に向かうと南岳。
振り返るとテントを張った二ツ池がはるかかなたに。
そしてまだまだ雪が残っているのがわかりました。
南岳で来ていた雨具(朝露がひどそうなので上だけ着用)を脱いだら爽快!
ここは足跡がつきにくい路面なのでこうして杭がうってありました。
今日は快晴だから直ぐにわかりましたが霧が濃い時は探すのも大変そうです。
南岳を超えて少し歩くと気持ちの良いトレイル。
地図上では湿地帯のようですが、この日は土も乾いていてキャンプ適地にも思えましたがもしかしたら熊多発地帯なのでしょうか?
前の画像のトレイルから少し登って下るとまたまたすてきなトレイル。
ここは知円別平というようです。
高原のようです♪
トレイルの最後はハイマツ。
ここを超えるといよいよ知円別岳で砂礫地帯に突入です。
知円別岳直下。
この先は暫く砂礫地帯が続くので少し休憩。

知円別岳のピークは左方面にありましたがルートがわからず。
(ルートはあるのでしょうか??)
Mt.イオウの案内。
が正解ですがMt.が270度回転してしまっています(笑)
中の廊下。

この分岐で先行していた3人グループとソロの4人においつく。
まずはソロの男性が先行。
見ていると怖そうだけど実際に歩くとそうでもなく。
岩場のトラバースは少しどきどきしましたがそこを過ぎれば大丈夫♪

ここで暫く写真撮ったりしていたのですが風の通り道なようで5分程で体が冷え切ってしまった。
今日は快晴で風も弱く気温も高め。
こんな日でも寒くなるってことはお天気の悪い日はささっと通過、そして強風にも注意が必要そうです。
逆に先ほどの知円別岳直下の休憩ポイント(写真中央より少し右よりの場所)を眺めると、こちらのほうが怖そう~。

逆のルートで登っていたら結構びびっていたかも。
(とはいっても実際に歩くとここも全く問題無し)
下を眺めると熊の足跡がくっきりと見えました!

この砂礫の稜線、万が一滑り落ちても多分途中で停止するので擦り傷程度ですみそうですが登り返しが大変なのと、熊の恐怖におびえることになるかも?!
まだまだ続く砂礫の稜線歩き。

前方には硫黄山、そしてその手前には奇岩がにょきにょきと。
後半の砂礫の稜線は徐々にやせてきていた。
今回の縦走、奇岩直前のこのあたりが一番怖かった。
というのも岩のでっぱりが丁度ザックにあたるので引っかけて転倒してしまいそうなのです。
慎重に岩を避けて進む。
奇岩が迫ってきました。
かっこいぃ~
歩いてきたルート。
岩場の間がルートのようです。
このあたりはルートがはっきりしているので登りやすい。
奇岩地帯を超えるともう一度砂礫の稜線歩き。
砂礫地帯も間もなく終了。

この砂礫→奇岩→砂礫の区間は景色も楽しく写真撮影などしていたのですっかり時間を要してしまって知円別岳直下で一緒になった2組は既に姿が見えず。
この上が第二前衛峯。

久々の急峻な登りでスピードダウン。。。
こんな急峻な場所にも熊の○ん。。。
第二前衛峯。

ハイマツが丁度なくなったあたりで左に90度回るとそこが下りのルート。
硫黄山が正面にあるのでついついまっすぐに行きたくなりますが、90度左を向いて良く見ればピンクリボンがルートを示しています。
確認せずに下ってしまいましたが、この左上から反対側に下ると第一火口のキャンプ地があるはずです。
硫黄山直下。

ここで少し休憩して荷物をおいていざ硫黄山山頂へ!
空身なので楽勝!
ルート表示もわかりやすくて登りやすい。
山頂~
羅臼岳と歩いてきたルートが見渡せます。
そして東は知床岬(見えないけど)
登山口までまだまだ距離もあるので早々に山頂を後にして下山開始。
硫黄山から先は暫く杭がルートを示してくれていました。
杭がなかったら足跡がつかない地面なので下りすぎて別の谷を降りてしまっていたかも。
下山 の案内があったら90度左に曲がって谷を下っていきます。
結構歩きにくい砂礫の下り。
砂礫の下には雪。
7月だと雪渓下りになるのかな?大変そう。
砂礫が終わると岩がごろごろ。
谷筋の上部がルートになっている個所もありましたがいずれもピンクリボンでルートはわかりやすくなっていました。
左上に子熊発見!

先行していた三人組が下のほうから
『熊います~』
と叫んでくれたので音を出して熊を追い払って急いで通過。
三人組が教えてくれなかったら気付かずに近くを通過していたことでしょう・・・こわぁ~

ちなみにこのあたりが沢出合。
ここから右寄りに入ってしまうと硫黄川の上部に出てしまうので注意が必要。
とはいってもきちんとピンクリボンがルートをしてしてくれていました。
先ほどの熊のいた沢出合から樹林帯を少し登り、道が開けたあたりでお昼休憩。

そこから下るとそこは新噴火口。
漸くゴールが見えてきた感じです。
時々硫黄の臭いがただよってくる下山道。
旧硫黄採掘地。
カムイワッカ川が見えてきました。
最後は樹林の中を下ります。
硫黄山登山口到着!
案内図

この先が立ち入り禁止区間の林道です。
600M程ですが、この区間に時々熊が出没するそうなのでそそくさとゲートに。

ゲートには管理者がいて事前に提出していた申請書のコピーを渡します。
ここには携帯トイレの回収ボックスがありますので捨てるのは忘れずに!

カムイワッカ湯の滝にはたくさんの観光客がいました。
5分程でバスが来たので乗りこんだのですがほぼ満席となりました。
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