木下小屋からスタート。
ここで登山カードに記入。

霧雨なので雨具を着用して登り始める。
昨日の雨の影響もあってか8時過ぎですが車は駐車場から20台程はみでているだけでした。
オホーツク展望台に到着。

霧雨も止み雲もはれてきて時々海が見える。
雨具を脱ぐと涼しくて生き返る。

やはり登り始めはペースが上手に作れないので疲れるし、今日は雨具を着用していて暑いので余計にローペースになってしまった。
ついでに7月に羅臼岳に登ったT夫妻からは木下小屋を出た直後に熊に出会ったとの画像付メールも受け取っていたので熊にもどきどきしながらの登りはじめとなってしまった。
極楽平。
羅臼岳が姿を現すも直ぐに雲の中。
なかなか雲がなくならないが確実に快方に向かっている。
このあたりから雲がなくなり青空となり知床の山々が見渡せるようになる。
そして眼下にはオホーツクの海に知床五湖。
羅臼岳を見ながらの登山。
が、徐々に暑くなり若干脱水気味になる。
大沢に到着。
完全に水分不足。。。
急いで水分をとり、ついでにお昼休憩とする。
水分を補給して万月堂さんで作ってもらったどでかおにぎりを1つ食べたら元気復活!
大沢の雪渓、今年はこんなに少ない。
4年前に羅臼岳に登った時は全面が雪渓。
行きはよいよい帰りは怖い~だったのに。
でも登りは雪渓のほうが楽しく楽に登れます。
振り返るとオホーツクの海と知床五湖が見えています。
大沢登り始めたあたりから下山者とすれ違い始める。
皆さん『熊ですよぉ~』と声を掛けてくださる。

で羅臼平に到着すると羅臼岳方面を見ている人々の視線の先には熊!
4年前に羅臼岳には登っているし、キャンプ地まではまだ4時間程かかるので羅臼岳はパス。
というか羅臼岳への登山道脇には熊がいるので当分はのぼれそうにもなかったのですが。。。
羅臼岳からなかなか下山出来ない登山者達。
結構な至近距離です。
羅臼平で熊を見て180度向きを変えて三峰方面に向かう。

頭より高くまでのびたハイマツ地帯。
そしてなかなかの急坂。
でもあっという間に視界が開けて三峰直下へ。
三ツ峰直下の広場からは羅臼岳がきれいに見える。
景色が良いのでザックを下してしばし休憩。

羅臼平から先の三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳はどこも山頂を踏まずに通過。
登山ルートは山頂から少し離れているし実際に行ってもどこが山頂かちょっとわからなかった。
全ての山頂を踏むには2泊3日の行程でないとあわただしくなりそうです。
多分ここが三ツ峰の山頂。
広場で反対側から登ってきた方々がいた。
お仕事らしい。
三ツ峰で(今から我々が行く方向)熊が出ているようです、と情報を頂く。
三ツ峰のキャンプ地にあるフードロッカー。
熊が悪さしないように食糧はここに入れて保管。
テン場から少し離れた場所に設置されています。
羅臼平、三ツ峰、二ツ池、第一火口のキャンプ指定地にあります。

ここのテン場は地面も乾いているし平地だし冷たい水も近くにあって快適そう~
でも2日目の行程が長くなるので先を急ぐ。
三ツ峰、羅臼岳が小さくなっていきます。
サシルイ岳。
トレラン風な二人組に遭遇。
空身。
多分羅臼平に荷物をデポして走っているのでしょう。
でも完全な空身なので何かあったらどうするのだろうか?と思ったりもしましたが羅臼平から先のトレイルは走りやすそう。
サシルイ岳の山頂直下のケルンのある広場にて。
まずは明日行く予定の硫黄山方面をバックに。
で、今度は今来たルートをバックに。

撮影は2日目の下山時のバスから斜里駅まで行動を共にした麦わら君に依頼。
池が見えたので(写真の左下あたり)あそこがキャンプ地と勝手に思い込んでしまって先を進んだが、よく考えたらまだオッカバケ岳にも登っていない。。。
手前がオッカバケ岳でその先が二ツ池のキャンプ地でした。
間もなくゴール!と思っていたので行程が長く感じられたのでした。
サシルイからの下りのルートにはまだ雪渓が残っていて、下る程に雪が溶けて小川になっていました。
登山靴をぬらすほどの水量ではありませんでしたが、時期によっては結構大変なのかも、このあたり。
サシルイ岳とオッカバケ岳の間は湿地帯&ジャングル状態(木々が生い茂ってまして)。
足元にも注意しなくちゃいけないので大変~。
そろそろ疲れも溜まってきていたのでとてもヘビーに感じられました。
ちょっとひらけた場所からオッカバケ岳が見えていました。

遠いけどなだらかな登り。
正面に見えるのがオッカバケ岳。
でもあそこには行きません。
オッカバケ岳直下の広場から。
ここで初めてこんな看板を発見。
気がつかなかっただけかな??
漸く見えた二ツ池!
あの手前の池のほとりが本日のキャンプ地です。
オッカバケからの下りは大きな岩がごろごろ。
あっという間に下ってしまいました。
二ツ池周辺は湿地帯のようで乾いた地面は見当たらず。。。
キャンプ地も濡れていましたがどろどろとした土ではないので大きなビニール袋をテントの下にひきテントを張りましたががなかなか快適。
でも雨の直後や雪が解けた直後は水びたしになりそう。
本日はテント5張りの9名でしたがこれで一杯一杯なテン場でした。

18時半頃には食事を済ませ、暗くなり始めた19時過ぎから少し夜空を観察し、テン場にいた方々と少しお話をして19時30分頃には皆さん就寝となりました。

夜中はずっと風が木々を揺らしテントを叩いていました。
熊が出ても多分わからないほどに。。。
ちなみに熊スプレーは足元のテント入口においていつでも噴射出来るようにしての就寝でした。

ちなみにここの池の水は煮沸すれば飲用出来るとありましたが、不安なので水はすべて持参しました(3L)。
2012年8月14日-15日 知床硫黄山縦走 1日目
Tory
Author: Tory (ID: 11177)
Posted: 2012-08-21 14:28 GMT+00:00
Mileage: 9.62 km
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Tags: 登山
Views: 1022
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2011年より硫黄山登山口からカムイワッカへの林道の使用が事前申請することにより認められ、数年ぶりに知床硫黄山縦走が可能となりました。
2012年も引き続き昨年同様の措置がとられましたのでこの制度が何らかの形で終了してしまう前に、ということで縦走してきました。

初めての縦走+テント泊をいきなりヒグマの密生するこの知床でするなんて!と少し弱気になった私は2年前に北海道の住人となった山屋のとっきーネエサンに同行を依頼。
快諾して頂き3人での賑やかな山行となりました。

当初13-14日で縦走する予定でしたが13日が雨、14日は晴れ、15日は後半崩れるという予報に一日日程をずらしたことにより青空の元、縦走出来ました。

6時30分  標津の万月堂を出発
7時40分  知床自然センターに車を1台デポして1台で岩尾別へ
8時00分  岩尾別到着。 
        車は既に路駐となっているが20台程でそれほど多くない。
8時30分  木下小屋で登山届を記入し歩き始める。 霧雨の為雨具着用。
9時30分  オホーツク展望台(雨具を脱ぐ)
10時25分 極楽平
11時40分 大沢分岐~昼休憩(40分)
13時05分 羅臼平
13時25分 三ツ峰直下
15時00分 サシルイ
16時00分 オッカバケ
16時30分 二ツ池キャンプ地

木下小屋からスタート。
ここで登山カードに記入。

霧雨なので雨具を着用して登り始める。
昨日の雨の影響もあってか8時過ぎですが車は駐車場から20台程はみでているだけでした。
オホーツク展望台に到着。

霧雨も止み雲もはれてきて時々海が見える。
雨具を脱ぐと涼しくて生き返る。

やはり登り始めはペースが上手に作れないので疲れるし、今日は雨具を着用していて暑いので余計にローペースになってしまった。
ついでに7月に羅臼岳に登ったT夫妻からは木下小屋を出た直後に熊に出会ったとの画像付メールも受け取っていたので熊にもどきどきしながらの登りはじめとなってしまった。
極楽平。
羅臼岳が姿を現すも直ぐに雲の中。
なかなか雲がなくならないが確実に快方に向かっている。
このあたりから雲がなくなり青空となり知床の山々が見渡せるようになる。
そして眼下にはオホーツクの海に知床五湖。
羅臼岳を見ながらの登山。
が、徐々に暑くなり若干脱水気味になる。
大沢に到着。
完全に水分不足。。。
急いで水分をとり、ついでにお昼休憩とする。
水分を補給して万月堂さんで作ってもらったどでかおにぎりを1つ食べたら元気復活!
大沢の雪渓、今年はこんなに少ない。
4年前に羅臼岳に登った時は全面が雪渓。
行きはよいよい帰りは怖い~だったのに。
でも登りは雪渓のほうが楽しく楽に登れます。
振り返るとオホーツクの海と知床五湖が見えています。
大沢登り始めたあたりから下山者とすれ違い始める。
皆さん『熊ですよぉ~』と声を掛けてくださる。

で羅臼平に到着すると羅臼岳方面を見ている人々の視線の先には熊!
4年前に羅臼岳には登っているし、キャンプ地まではまだ4時間程かかるので羅臼岳はパス。
というか羅臼岳への登山道脇には熊がいるので当分はのぼれそうにもなかったのですが。。。
羅臼岳からなかなか下山出来ない登山者達。
結構な至近距離です。
羅臼平で熊を見て180度向きを変えて三峰方面に向かう。

頭より高くまでのびたハイマツ地帯。
そしてなかなかの急坂。
でもあっという間に視界が開けて三峰直下へ。
三ツ峰直下の広場からは羅臼岳がきれいに見える。
景色が良いのでザックを下してしばし休憩。

羅臼平から先の三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳はどこも山頂を踏まずに通過。
登山ルートは山頂から少し離れているし実際に行ってもどこが山頂かちょっとわからなかった。
全ての山頂を踏むには2泊3日の行程でないとあわただしくなりそうです。
多分ここが三ツ峰の山頂。
広場で反対側から登ってきた方々がいた。
お仕事らしい。
三ツ峰で(今から我々が行く方向)熊が出ているようです、と情報を頂く。
三ツ峰のキャンプ地にあるフードロッカー。
熊が悪さしないように食糧はここに入れて保管。
テン場から少し離れた場所に設置されています。
羅臼平、三ツ峰、二ツ池、第一火口のキャンプ指定地にあります。

ここのテン場は地面も乾いているし平地だし冷たい水も近くにあって快適そう~
でも2日目の行程が長くなるので先を急ぐ。
三ツ峰、羅臼岳が小さくなっていきます。
サシルイ岳。
トレラン風な二人組に遭遇。
空身。
多分羅臼平に荷物をデポして走っているのでしょう。
でも完全な空身なので何かあったらどうするのだろうか?と思ったりもしましたが羅臼平から先のトレイルは走りやすそう。
サシルイ岳の山頂直下のケルンのある広場にて。
まずは明日行く予定の硫黄山方面をバックに。
で、今度は今来たルートをバックに。

撮影は2日目の下山時のバスから斜里駅まで行動を共にした麦わら君に依頼。
池が見えたので(写真の左下あたり)あそこがキャンプ地と勝手に思い込んでしまって先を進んだが、よく考えたらまだオッカバケ岳にも登っていない。。。
手前がオッカバケ岳でその先が二ツ池のキャンプ地でした。
間もなくゴール!と思っていたので行程が長く感じられたのでした。
サシルイからの下りのルートにはまだ雪渓が残っていて、下る程に雪が溶けて小川になっていました。
登山靴をぬらすほどの水量ではありませんでしたが、時期によっては結構大変なのかも、このあたり。
サシルイ岳とオッカバケ岳の間は湿地帯&ジャングル状態(木々が生い茂ってまして)。
足元にも注意しなくちゃいけないので大変~。
そろそろ疲れも溜まってきていたのでとてもヘビーに感じられました。
ちょっとひらけた場所からオッカバケ岳が見えていました。

遠いけどなだらかな登り。
正面に見えるのがオッカバケ岳。
でもあそこには行きません。
オッカバケ岳直下の広場から。
ここで初めてこんな看板を発見。
気がつかなかっただけかな??
漸く見えた二ツ池!
あの手前の池のほとりが本日のキャンプ地です。
オッカバケからの下りは大きな岩がごろごろ。
あっという間に下ってしまいました。
二ツ池周辺は湿地帯のようで乾いた地面は見当たらず。。。
キャンプ地も濡れていましたがどろどろとした土ではないので大きなビニール袋をテントの下にひきテントを張りましたががなかなか快適。
でも雨の直後や雪が解けた直後は水びたしになりそう。
本日はテント5張りの9名でしたがこれで一杯一杯なテン場でした。

18時半頃には食事を済ませ、暗くなり始めた19時過ぎから少し夜空を観察し、テン場にいた方々と少しお話をして19時30分頃には皆さん就寝となりました。

夜中はずっと風が木々を揺らしテントを叩いていました。
熊が出ても多分わからないほどに。。。
ちなみに熊スプレーは足元のテント入口においていつでも噴射出来るようにしての就寝でした。

ちなみにここの池の水は煮沸すれば飲用出来るとありましたが、不安なので水はすべて持参しました(3L)。
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