ロープウェイをおりてシールをつけていざ!天狗原へ。

快晴で暖かいのでスキーウェアもフリースも脱いで長袖Tシャツに半そでTシャツのみの春の装い。
雪は春のザラメじゃなくて冬の雪。
このあたりは昨日は雪だったようで新雪がうっすらと。

ちなみにゴンドラ、ロープウェイで片道1420円。
8時過ぎに売り場オープン。
登山者カードチェックしながらの販売なのでかなり手間取ります。
7時半くらいから並ばないと一番最初のロープウェイには乗れないのかも・・・
隊列を組んで登っていきます。
この時は総勢11名です。
初心者の頃は天狗原が遠くに思えたけど慣れてくるとあっという間♪
快晴なので今日はヘリスキーを楽しんでいる人も多いようでひっきりなしに飛び交っていました。
見事な飛行機雲。
水分補給で1回休憩してから天狗原へ。
ここでスキーをはずして北に向かって滑走開始。
中央のトレースが我々のもの。
ここでぶちょーのビンディングがはずれてしまいリタイア!
ロープウェイ乗り場に到着したのは15時くらいだったようです。
雨飾山や焼山などが見えました。
さくっとお昼休憩
まだまだ元気
ここは風吹大池。
振り返れば夢の跡
ここで再びシールをつけて横前倉山に登ります。
前方は岩菅山。
小敷池の斜面、雪質的にちょっと手強い。
リチャードが苦戦。
師匠の縞枯オーナーが叱咤激励している図。
横前倉山到着。
ここからの景色も良いしこの先は滑走のみってことで若干気が緩み気味。
しかーし、この先は数々のアドベンチャーが用意されていたのでした。
アドベンチャー前の集合写真
360度、山しか見えません!
最初の関門は横前倉山の北東側の斜面。
パウダーかザラメだったらちょっぴり急だけどでもそれなりに楽しめたであろう斜面ですがザラメ手前のサラサラ雪。
砂地獄のように通過するとさらさらと滑っていく雪達。

雪崩の恐怖はないけど滑落の恐怖が。
といっても結局横滑りの途中で失敗してそのまま滑落。

滑落といっても横滑りの姿勢でお尻をつけたままのんびりと下って行っただけですが。

サラサラすぎてとまれなかった。。。
無理に動いて姿勢を崩して怪我するのもいやなので自然にまかせたら急斜面はすべて終わっていました。
これは立ちあがろうとしている瞬間みたいです。(左下が私)
後になればなるほど砂のようにサラサラと崩れていく雪面。
皆さん四苦八苦。
テレマークターンは封印。
阿鼻叫喚!
先ほどの斜面の後、緩やかになったけどコントロールが難しい雪でした。
2ターンが精いっぱい。。。

この左側の斜面(写真では見えませんが)、そこではAちゃんが小さなクレパスに落ちてしまっていたらしい。
なんだか夕方な雰囲気!と思ったらすっかり15時近くになっていました。

先ほどの横前倉山の斜面で相当足が疲れていたってのもあってこんな緩斜面でも四苦八苦。。。
かもしかがいたようですが、私は全く気がつかず(涙)
ここが一番怖かった~。

結構細い尾根道で、左右は沢。
で、最後にまっすぐに亀裂が入っていてそこに嵌ったらバランス崩して沢に転落しそうで。。。(前の人が亀裂にはまって四苦八苦しているのを目撃してしまったのもあって)。

そんなこんなでしたが、前に進まないと帰れないのでエイやっと滑りだしたら意外にも、というか全く大丈夫だった。
漸く林道到着!

林道とはいってもまだまだ苦戦は続くのでした。。。
この直前に倒木があってそこでも四苦八苦。
この先でここでフラットな板の人はシール、ステップカットの人はシール無しで。
暖斜面なのでステップだったらシール無しのほうが疲れません。
シールはずして後は来馬の集落目指して標高を下げていく。
左側は山、右側は沢で沢方面に滑落したら登ってくるのがかなり大変そう。
慎重に進む。
ところどころで林道をショートカット。
標高も下がって雪も重たくなってきたけどなんとかテレマークターンで下る。
太陽もすっかり低くなっていました。
冬、このコースに来る場合は相当早出するか屈強なラッセル隊を組まないと日帰り難しそうです。
最後の斜面は雪を探して降りて行きます。
ここにきて漸く道路と姫川が見えました。
ここで林道終了。
既に17時近くになっていました。

板をはずして5分程歩いた場所にお迎えの車が待っていました。

でもここからペンションまでは20分くらい。
結構な距離を移動してきたものです。
2012年4月15日 白馬バックカントリーツアー(栂池-天狗原-横前倉山-来馬)
Tory
Author: Tory (ID: 11177)
Posted: 2012-04-18 06:50 GMT+00:00
Mileage: 14.21 km
(0 ratings)
Tags: Skiing, バックカントリースキー
Views: 974
Share
Embed this trip
Click here to load all photos (35)

土曜日は雨でしたが本日は快晴!ツアー日和です。
ということで栂池のゴンドラ・ロープウェイは混雑していて歩きだしたのは10時近くになってしまいました。

縞枯山荘のテレマークスキークラブ恒例の白馬ツアー。
ペンション林さんに宿泊してオーナーさんにガイドして頂きました。
奥さまの送迎があるので車のデポの必要がありません。
感謝感謝です。

9時55分
 ロープウェイトップからシール付けたスキーで天狗原目指す
11時
 天狗原到着 シールをはずして滑走開始
11時50分~12時15分
 お昼休憩
12時40分
 風吹大池通過 
12時50分
 小敷池通過 シールつけて登り返し
13時30分
 横前倉山到着
15時30分 
 風吹登山口到着
17時
 来馬の集落に到着

天気
 快晴
メンバー
 ツアーガイド ペンション林のオーナー(山スキー)
 縞枯山荘テレマークスキークラブメンバー(10名、うち1名はビンディング不調で途中リタイア)

高低差
 スタート(栂池ロープウェイトップ) 1840M
 最高地点(天狗原) 2200M
 ゴール(来馬) 500M

ロープウェイをおりてシールをつけていざ!天狗原へ。

快晴で暖かいのでスキーウェアもフリースも脱いで長袖Tシャツに半そでTシャツのみの春の装い。
雪は春のザラメじゃなくて冬の雪。
このあたりは昨日は雪だったようで新雪がうっすらと。

ちなみにゴンドラ、ロープウェイで片道1420円。
8時過ぎに売り場オープン。
登山者カードチェックしながらの販売なのでかなり手間取ります。
7時半くらいから並ばないと一番最初のロープウェイには乗れないのかも・・・
隊列を組んで登っていきます。
この時は総勢11名です。
初心者の頃は天狗原が遠くに思えたけど慣れてくるとあっという間♪
快晴なので今日はヘリスキーを楽しんでいる人も多いようでひっきりなしに飛び交っていました。
見事な飛行機雲。
水分補給で1回休憩してから天狗原へ。
ここでスキーをはずして北に向かって滑走開始。
中央のトレースが我々のもの。
ここでぶちょーのビンディングがはずれてしまいリタイア!
ロープウェイ乗り場に到着したのは15時くらいだったようです。
雨飾山や焼山などが見えました。
さくっとお昼休憩
まだまだ元気
ここは風吹大池。
振り返れば夢の跡
ここで再びシールをつけて横前倉山に登ります。
前方は岩菅山。
小敷池の斜面、雪質的にちょっと手強い。
リチャードが苦戦。
師匠の縞枯オーナーが叱咤激励している図。
横前倉山到着。
ここからの景色も良いしこの先は滑走のみってことで若干気が緩み気味。
しかーし、この先は数々のアドベンチャーが用意されていたのでした。
アドベンチャー前の集合写真
360度、山しか見えません!
最初の関門は横前倉山の北東側の斜面。
パウダーかザラメだったらちょっぴり急だけどでもそれなりに楽しめたであろう斜面ですがザラメ手前のサラサラ雪。
砂地獄のように通過するとさらさらと滑っていく雪達。

雪崩の恐怖はないけど滑落の恐怖が。
といっても結局横滑りの途中で失敗してそのまま滑落。

滑落といっても横滑りの姿勢でお尻をつけたままのんびりと下って行っただけですが。

サラサラすぎてとまれなかった。。。
無理に動いて姿勢を崩して怪我するのもいやなので自然にまかせたら急斜面はすべて終わっていました。
これは立ちあがろうとしている瞬間みたいです。(左下が私)
後になればなるほど砂のようにサラサラと崩れていく雪面。
皆さん四苦八苦。
テレマークターンは封印。
阿鼻叫喚!
先ほどの斜面の後、緩やかになったけどコントロールが難しい雪でした。
2ターンが精いっぱい。。。

この左側の斜面(写真では見えませんが)、そこではAちゃんが小さなクレパスに落ちてしまっていたらしい。
なんだか夕方な雰囲気!と思ったらすっかり15時近くになっていました。

先ほどの横前倉山の斜面で相当足が疲れていたってのもあってこんな緩斜面でも四苦八苦。。。
かもしかがいたようですが、私は全く気がつかず(涙)
ここが一番怖かった~。

結構細い尾根道で、左右は沢。
で、最後にまっすぐに亀裂が入っていてそこに嵌ったらバランス崩して沢に転落しそうで。。。(前の人が亀裂にはまって四苦八苦しているのを目撃してしまったのもあって)。

そんなこんなでしたが、前に進まないと帰れないのでエイやっと滑りだしたら意外にも、というか全く大丈夫だった。
漸く林道到着!

林道とはいってもまだまだ苦戦は続くのでした。。。
この直前に倒木があってそこでも四苦八苦。
この先でここでフラットな板の人はシール、ステップカットの人はシール無しで。
暖斜面なのでステップだったらシール無しのほうが疲れません。
シールはずして後は来馬の集落目指して標高を下げていく。
左側は山、右側は沢で沢方面に滑落したら登ってくるのがかなり大変そう。
慎重に進む。
ところどころで林道をショートカット。
標高も下がって雪も重たくなってきたけどなんとかテレマークターンで下る。
太陽もすっかり低くなっていました。
冬、このコースに来る場合は相当早出するか屈強なラッセル隊を組まないと日帰り難しそうです。
最後の斜面は雪を探して降りて行きます。
ここにきて漸く道路と姫川が見えました。
ここで林道終了。
既に17時近くになっていました。

板をはずして5分程歩いた場所にお迎えの車が待っていました。

でもここからペンションまでは20分くらい。
結構な距離を移動してきたものです。
Post to:
FacebookMySpaceDiggDelicious
StumbleUponGoogle BookmarksYahoo! Bookmarks
FunPHEMiDEMi

Comments

Loading...

Leave your comment

Name:
Email: (Optional)
URL: (Optional)
Message:
You can use some HTML tags, such as <b>, <i>, <u>, <s>
Verification:


Regenerate
 
©2024 Mobile Action Technology, Inc.